日経平均株価は続伸となり、前日比198円13銭(1.23%)高の1万6274円33銭でした。前日の米国株式相場は上昇、寄り前の外資系証券の注文状況は2430万株の大幅買い越し観測となり、東京株式市場は買い優勢での開始となりました。前場は上値を試すも利益確定売り圧力が強く、揉み合いになりました。後場に入ると上値の重さを嫌気した売り物に押される動きとなりましたが、13時頃からは下値を切り上げる動きも見られました。前日発表された10月鉱工業生産指数が事前予想を上回り、強い数字となったことで国内景気の減速懸念が後退しました。国土交通省が14時に発表した10月の新設住宅着工戸数もプラス材料となっています。そろそろ安定した買い場になるか?Y