日経平均株価は続落となり、前日比79円60銭(0.49%)安の1万6163円87銭でした。連日のNYダウの最高値更新を受けて、東京株式市場は買い優勢での開始となり、一時1万6367円10銭まで上昇しました。しかし、TOPIXの上値の重さが確認されると、次第に利益確定売りに圧され1万6000円を挟む狭いレンジでのもみ合いとなりました。金融政策決定会合後の日銀総裁の会見を控えていることもあり、様子見ムードが強い印象でした。昨日まで強い動きを見せていた銘柄に利益確定売りが出て、東証1部では前場に値上がりが過半数超であったものの、後場には値下がり銘柄が1000を超えました。やはり本日の買い控えは正解でした。地合いを慎重に見ていく必要があります。Y