日経平均株価は4日続落となり、前週末比89円94銭(0.56%)安の1万6022円49銭でした。前週末の米国株式相場は上昇したものの、11月10日に発表された9月の機械受注統計が設備投資の減速を示す内容だったため、様子見ムードが強まり売り優勢での開始となりました。その後戻りを試す場面も見られましたが上値は重く、前場引けにかけては下値を試す展開になりました。後場に入ると一段安となりましたが、最近の下落を受けて押し目買いが入り、下げ渋る動きも見られました。しかし買い物は続かず、結局89円安で終了となりました。終値は1万6022円と辛うじて1万6000円を維持していますが、目先の先安観に変化はありません。11月14日に7-9月期の実質GDP(国内総生産)発表を控えていることも売買手控えられた要因の一つと考えられます。Y